エジプト航空B777 成田発16:00

東京−マニラ−バンコク−カイロ

いってきま〜す!







快適な飛行です

きれいな雲海でしょ!



一路南西を目指します

西日が海面に反射してきれい!







太陽と追っかけっこ

おっ、夕食がでてきました

ごちそうさま!











夕日が沈みます

あと一時間ほどで到着だそうです

アナウンスは
アラビア語→英語→日本語の順







定刻より少し早く到着

マニラ、ニノイアキノ空港

さぁ、どんな国でしょう?



イミグレーション

係官、マスクしてます

ぼくもマスクしてます







地下道をくぐって外にでました

なんかくさい!

なんか怪しげ!








カイロ行きのわりに乗客はアラブ系の人は少なかったです、隣の席はフィリピン人のおばちゃんでした。窓際の席でしたから、きれいな景色も楽しめ、成田→マニラあっというまの4時間でした、ぼくとしては、喫煙席がうれしかったですねー。あまり評判がよくないと聞いていたエジプト航空でしたが、時間も正確、サービスも良好、機内食もおいしかったし、男性乗務員のテキパキした仕事ぶりもよかったです、とても快適なフライトでした。ただ機内アナウンスの英語は、アラビアなまりなのか、ちょっと聞き取りづらかったです。

今回の旅行は、「真夏のマニラでテニスをしよう!」ツアーです。SARSの問題がありましたので、ちょっと迷いましたが、一番感染の危険が大きい空港でマスクを着用すれば大丈夫ということで、決行しました。N95相当のマスクを買い求め、成田空港、ニノイアキノ空港ではしっかり着用しました。この時期ですからマスクの入手はけっこうたいへんでした。ネットで購入しましたが、医療関係のサイトは全部売り切れで、ぼくは溶接関係のサイトで求めました。マニラの空港では、額にシールのようなものを当てられ、熱をはかられました。ちょっと風邪気味でしたので、万一熱があって入国拒否されたらどうしようと思っていましたが、無事通過できました。

さて、空港には着いたものの、ここでちょっとした事件が起き、ホストファミリーの家までの道のりはなかなか遠かったです。空港に降り立った時から少し予感はあったんです。飛行機が到着予定時刻より早く着いた。SARS対策で入国審査に2倍以上の時間がかかる、と聞いていたのに、あっというまに終わった。荷物受取のターンテーブルで下手をすると1時間以上待たされる、・・・はずが、すぐでてきた。「空港では、声をかけてくる人が多いが、とりあうな。トイレやタバコの場所を聞くな(別の場所に連れて行かれ、金品を奪われる)。両替は危ないのでするな(ごまかされたり、両替した金をねらわれる)。・・・」、などなどホストファミリーの指示通り、待ち合わせ場所に直行します。すべてがスムーズにいきすぎ、時間が早すぎたのでしょうか、目立つプラカードをもって待っているはずのお迎えの運転手さんがまだきていないようです。一般客の待ち合わせ場所は、客と迎えの人が道路をはさんで柵で仕切られ、自由に行き来はできないようになっています(上の最後の写真がその場所です)。さてどうしたものでしょう、電話番号は聞いていますが、もちろんぼくの携帯はボーダフォンではありませんし(笑)、電話をかけようにも、両替をしていませんからお金がないんです!まあ、もう少し待つか、と思っていると、胸にカードをつけた空港の係員風の人が、英語で話しかけてきました。「おまえは、お迎えの人を見つけたか?」「いや、それがまだなんだ」「じゃあ、おれが携帯で連絡をとってやろう」なーるほど、ここの待ち合わせ場所は、向こう側にいるお迎えの人と、こうやって携帯で連絡をとって、お互いを確認後、車をまわすシステムになっているんだ・・・納得。早速その人に連絡をお願いすると、どうやらお迎えの運転手ロンメル君は渋滞にまきこまれ、空港まであと20分程度かかるとのこと(二人の会話はタガログ語なのでさっぱりわからん)。彼はロンメルくんに、ぼくが空港のどこそこで待っているからと伝え、ぼくに事情を説明してくれました。マニラ周辺はとても渋滞が多い場所と聞いていましたから、そういうことかと安心しました。彼に感謝の意を伝えると、突然日本語で「気持ちだけでいよ」「はぁ?これって、たかり?」君はここの係員で、今ぼくにしてくれたことは、「Good job!」と褒めてあげたいくらい良くできましたが、それって君の当然の職務じゃないの?ただ、ぼくとしてはとても心細く、困った状態を彼が救ってくれたわけですから、その気持ちとして日本円で1,000円渡しました。するとちょっと不服そうな顔で、携帯を指さしながら「携帯代」(これも日本語でした)。どうやら携帯の使用料を要求しているようです。ぼくはちょっと頭にきて「That's enough !」彼はどこかへ去っていきました。そうこうするうち、だんだん周りの人々には、お迎えの車がきてさみしくなってきました。ついに、6〜7人のグループで待っていた人たちも、お迎えのジプニーに乗っていって、だれもいなくなりました、上の最後の写真がその状態です。20分はとうに過ぎましたが、まだお迎えはきません。さすがに交通整理のおじさんが心配してくれて「Are you all right ?」と声をかけてくれました。「I'm all right. In five or ten minutes, my driver will come to pick me up.」とはいったものの、早くきてぇぇぇ。。。さらに20分ほど待ったでしょうか、1台の車がぼくの前に止まり、ぼくの名前を印刷した派手なプラカードをぼくに見せます。オォー、やっときましたロンメル君。 荷物を車に積んでもらい、さあ出発!空港から家までは、30〜40分ほどだそうです。さーてマニラはどんな町なんでしょ?ぼくはやっと安心したせいか、話し相手がずっといなかったせいか、車窓からマニラの夜の景色を眺めつつ、家に着くまでロンメル君とずっと話しっぱなしでした。どうやらロンメル君も車好き、そしてJolibee(ジョリビー=フィリピンのマクドナルド)ファンでもあるらしいことがわかりました。この会話で少しフィリピンなまりの英語にも慣れました。交通マナーは相当ひどいです、人は平気で車の前を横切るし、車どうしもけっこうせりあいます。まあそれでもなんとか無事に家までたどり着きました。きょうはほんとにお疲れ様でした、おやすみなさい。

そうそう、空港での出来事を話したら、やはり1,000円はあげすぎだそうです。こちらでは「だめもと」で要求してくる場合が多いので、気をつけたほうがいいといわれました。

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