*** デザイン編 ***

町の気になるデザイン。

楽しいデザイン。

かっこいいデザイン。








ローマ

真実の口

3分間写真で〜す



サン・ピエトロ・イン・ヴィンコリ

教会前のベンチ

















フィレンチェ

ミケランジェロの丘へ



3本足で

支えます



























ドアも好きです



















イノシシ君

























ヴェッキオ橋の商店

ちょっと李朝家具





















ラ・スペツィア

町の噴水



カップマルタン

LA CASA DEL MARE












Le Corbusier







エクス

お気に入りの

カフェレストラン





2F、3Fには

展示ホールも

あります











書は

Kitakomi Kayou



3Fまで吹き抜け









1F奥のコーナー

ソファがいいでしょ!













町の公園













通りになにげなくある

井戸端会議場



ミラボー通り

ベンチ











このモデル

わくのマンションの住人

らしい・・・



わくが目撃!



ニベアのCMも

フランスでは

かっこいい











エクス

ドア・コレクション















これ、色がいいよ





ドアを撮る奴は

ぼくぐらいと思ってたら

ドア撮る人発見!
(アメリカ人っぽかった)



その人が撮ってたのがこれ











銀行入口

みんなここを写真に撮るらしい

で、撮ってみました



ここはドアより

両側の人が有名らしい・・・







フィレンチェのイノシシさんに

対抗して、エクスでは

ライオンさん













椅子の張替やさん















     かわいい




止まれ




      歩け











エクスはセザンヌの町です。地面に埋め込まれたリベットに沿って歩けば、セザンヌの足跡がたどれます。





だまし絵















市庁舎の鉄柵









ムスティエ・サント・マリー

日時計















ジダン



マルセイユの

サッカー少年が

今は世界のジダンです







鉄の芸術家













ストーブの上に

急須!











エクスにも鉄の芸術家がいました。

カルロス・ガロさん、日本通なんですよ。店におじゃましたら、それはもう、丁重なおもてなしをしていただきました。ストーブでお湯を沸かし、お茶(それも日本茶を2、3種類取りそろえてある!)をご馳走してくれました。お湯が沸くあいだ、いろいろな日本の本や雑誌を、見せてくれたりと大サービスです。おっ、次はBGMです、日本のCDを取り出し、聞かせてくれたのは氷川きよしでした。

「ぼくは椅子好きで、椅子のHPもってるんですよ、よかったら見てくださいね」と、メールとHPのアドレスがはいった名刺を渡しました。すると、店の名前、住所が印刷された封筒に、電話番号、メールアドレス、そしてカタカナで自分の名前を書いてくれました。日本語を教わっているんだそうです。日本が大好きな様子が、ひしひしと伝わってきました。

ガロさんの仕事は、鉄を素材にインテリア、エクステリア製品のデザイン・制作です。店には彼の作った作品が、たくさん並んでいます。なかなか素敵なデザインが多かったですよ。最後に庭に案内してくれて、そこで記念写真をパチリ。ガロさん、お仕事&日本語頑張ってくださいね、今度は日本で再会しましょう!







ガロさんのお店です









パリのドア

2階の窓まであるので

でか〜い



車、出られるの?







「64CHAIRS」にもイタリア、フランスのデザイナーは多く登場します。コルビュジェ関係は、最初から行ってみたかったんです。でも、折角だから関係のある場所を、もう一カ所くらい巡ってみたいなと思い、訪れたのがパリの地下鉄ポルト・ドーフィーヌ駅です。自分のHPに

「パリの地下鉄の入り口に鋳鉄製の渦巻き形の装飾があります。」

と書いておきながら、実際には見たことがなかったのですが、今回この目で確かめることができました。少し装飾過多のアールヌーボーは、あまり好みではありませんが、このレトロな駅入口のデザインは、周囲の緑とマッチしていて、とても素敵でした。







地下鉄ポルト・ドーフィーヌ駅

アールヌーボーの建築家

ギマールの設計



なかなかいいじゃないですか

東京メトロにも一駅くらい

こんなのほしいですね







イタリア、フランスと旅をして思ったことがあります。むこうでは、町が丸ごと歴史的建造物なんだな、ということです。どこにいっても歴史を感じ、昔のたたずまい、昔の暮らしのいいところを守っていこうという気持ちが、あちこちに感じられました。こうしたことは日本でも大切にしたいな、とも思いました。ただ日本では、木造建築が多いので、何百年という単位で建築物を守ることはできませんから、なかなか難しいのでしょうね。

以上デザイン編でした。


追伸/ちょうどこの旅行の一ヶ月後の6月末に、京都を訪れました。イタリア新幹線、フランス新幹線の次は、日本の新幹線にも乗ってみなきゃということで・・・。久しぶりの古都京都、梅雨の合間でしたが、さほど雨に降られることもなく、緑も濃く目に鮮やかで、とてもよかったです。一日目は北山から広沢池を通って嵐山、二日目は東山(南禅寺から哲学の道に沿って銀閣寺まで)を散策しました。
ベストスポットは、トロッコ嵐山駅近くの竹林、銀閣寺の一つ南の法然院(ここは広沢池近くのバス停でバスを待っていた時に、お話をしたおばあちゃんのおすすめでした・・・おばあちゃんありがと)、そして京都駅でした。

京都駅というと意外でしょ。えっ、ここ観光スポット?と思われる方が多いのではないでしょうか。実は、二日目たくさん歩いたので、疲れて早めに駅に行き、駅構内のカフェでお茶しながらのんびりしてたんですよ。カフェから上を見ると、駅舎がえらくカッコイイので、ちょっと探検してみました。すご〜い!の一言ですね。ここはみなさんもぜひ時間をとって見学してみてください、一見の価値ありです。1997年完成だそうですが、コンペ参加者には、黒川紀章、安藤忠雄・・・、審査員に磯崎新、内井昭蔵、梅原猛・・・という、建築に素人のぼくでも知っているそうそうたるメンバーが並ぶだけのことはありますね。

ぼくは、門前通りで古伊万里を見て歩き、鴨川で気持ちいい川風に吹かれ、祇園でおいしい抹茶ソフトを食べ(しかも二日連続!)、法然院でおいしい湯豆腐もいただき、しごく満足。京都は、ローマ、フィレンチェ、エクス、パリにもひけをとらない、世界に誇れる美しい古都だと再認識した小旅行でした。