Unknown
Rocking chair,
Model No.1,
c,1862
Bent solid beech
with cane seat and back,
leather straps
Virtually unknown in
Continental Europe,
the rocking chair
(an Anglo-American invension)
was popularized by the No.1.
With its sweeping design,
this chair suggests movement
even when stationary.

( Museum Thonet )








アメリカ映画の代表的なシーンをほうふつとさせます。観音開きの扉をあけて安酒場から2人の男がでてくる。店の前のデッキで、あごひげをたくわえた老人がロッキングチェアに揺られながら、パイプの煙をくゆらせ、ほこりの舞い上がる通りでこれからくりひろげられる決闘をながめている。西部劇っていいですね。「OK牧場の決闘」、「ララミー牧場」、「風と共に去りぬ」(おっと、これはちがうか!?)・・・砂埃をあげて疾走する幌馬車、保安官のバッジ、ブーツの拍車・・・アメリカ人でなくとも心がトキメキます。

皮製のストラップが小粋です。椅子とともに足もとも、ゆらーりゆらーり、揺れるのでしょう。暖炉のそばで、眼鏡をかけたおばあちゃんが編みものをするのにも最適。ぜひ一度座ってみたいものです。




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