Adolf Loos
(1870-1933,Austria)

Chair for the
Cafe Museum,
c,1898
Stained, bent beech
frame with woven
cane seat

Evolutionary rather than revolutionary,
the Cafe Museum chair demonstrates
Loos's distrust of innovation
for its own sake and his belief
that it was better to improve upon
established successful designs.







トーネットの14番から40年後、同じオーストリアのアドルフ・ロースがウイーンのカフェ・ムゼアムのためにトーネットの椅子を、リデザインした曲木椅子。椅子の世界では名作のリデザインはよくみられるのですが、特に彼は完成されたデザインにさらに改良を加え、よりよいものにするという主張があったようです。リートフェルトがそうであるように、彼もまた建築家です。

現在もこのカフェ・ムゼアムはあるのでしょうか。ゆったりとした昼さがり、この椅子に座って、おいしいウインナコーヒーをいただきたいですね。




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