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アメリカで生まれ育った George Nakashima は、日本で木工の基礎を学び、1941年シアトルに自分の工房を開きます。翌年戦争のあおりをうけ、アイダホの強制収容所に入れられてしまいますが、彼はそこでも日本人の棟梁に師事し、腕にみがきをかけました。そんな彼がデザインしたのがこのベンチです。彼の作品は注文製作の家具が多いので、それほど多くはみかけません。 どっしりとした一枚板に繊細な背と足がついています。どことなく日本人の血を感じませんか。一人掛けのナカシマ・アームが、私のお気に入りのリゾートホテルのラウンジにおいてあります。幅15cmほどの平らなひじかけが片側についています。このいすにすわってゆっくりいただくコーヒーは格別です。ただしここの椅子だけかもしれませんが、背の細工がすこし繊細でたよりない気もします・・・。 ところでこの右のナカシマ・アームに似たようなイメージの椅子が、クイズにありませんでした? |