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ここは、クラッシック・バイク。
もう相当あきれかえっています。ここにちょうど売店があります、可愛い娘さんがいますので、ちょっと聞いてみましょう。
「ここの、御当主はどんな方?」
「いつも笑ってらして、とても親切な方ですよ。」
「このコレクションは、昔からこの家で使っていた物を保存してあるのですか?」
「いいえ、現在の御当主の趣味で集められたものです。」
「ふだん、御当主はどんな車に乗られているのですか?」
「ほら、クラッシック・カーの展示棟の入り口に、オープンカーのスポーツカーがおいてありましたでしょ、夏はだいたいあれです。」・・・確かにありました。
ここで、つなぎを着たお兄さん登場。
「ここの車、バイクは実際に動くのですか?」
「はい、車はほとんど全部、バイクもそこの2,3台を除いてすべて動きます。毎日整備してますから。」
「ここで働いている方は何人くらい、いるのですか?」
「季節労働者もいれれば、年間のべで1000人くらいでしょう。」
「飛行機は何機所有してらっしゃるの?」
「う〜ん、10機はないかな、8機くらいでしょう」
「この方は、デンマーク一番のお金持ちですよね?」
この質問に対しては、かわいい娘さんの方が、もうぜんぜんという顔をして、
「いいえ、まったく一番なんかではありません。」
「ひぇー、デンマークにはそんなお金持ちがいっぱいいるんだぁ!!!」
ここで2人はデンマーク語で、なにやら話して、ぼくに誰々さんが多分デンマーク一番と教えてくれました。その方は海運業を営んでいるそうです。
コーヒーごちそうさまでした。